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つらいとき

普通に生きてても、つらいときって結構あるんですよね。
泣くとストレス物質も涙とともに洗い流せるらしいので、泣けるなら泣いてしまってよいと思うんですが、 年がら年中泣いてるわけにもいかないわけです。

みなさんそういうときは、どう対処しているのでしょう。興味あるし参考にしたいものもあるでしょうが、 ここでは私のやりかたを書きます。

その1。千円札の夏目漱石を笑顔にして見る。
これはかなりいけます。誰でも一回はやったことがあるとは思いますが、つらいときにこそ是非やってみていただきたい。
ただ、今度樋口一葉に変わるらしいですね。彼女も果たして面白いかな。現行のものでも夏目漱石は群を抜く面白さですから、なかなか道は険しいと思います。
福澤諭吉も新渡戸稲造も足元にも及ばないなにかがあるんですよ。千円札の夏目漱石には。

その2。もし、樋口一葉の谷折り山折り笑顔が面白くなかったら、はみんこはつらいときどう対処するのだろうと心配されて いる方も多いかと思われますがご安心を。
その2が真打なのです。
宇宙のことを考えてしまう。
最強です。
こんな頭がおかしくなりそうなスケールを思えば、大体のことはちっぽけなもんだと思えます。というかちっさいにちがいありません。

だって、1光年て、9兆4600億kmのことなんですよ。
1秒で地球を七回り半もする光が1年で進む距離は、9兆4600億kmなんですよ。
ここから太陽までたった8分19秒で行っちゃうんですよ。
すげえ。

そして、今発見されている一番遠い銀河は150億光年なんだそうな。
てことはですよ。少なくとも宇宙は9兆4600億×150億kmはあるというわけですよ。
気が遠くなりませんか。私は程よく遠くなります。

この広さを思うだけでもうカウンターパンチ食らったと言えますが、さらにその先があります。
1光年先にある星の光を見たとしたら、その光は当然1年前のものということになるわけです。
そうすると、10万光年もある銀河系の端の星を見たら10万年前の光を見ているということですよ。
ぶっ倒れてしまいそう。

10万年前ってなんなんですか。大化の改新のたの字もなけりゃ、縄文土器もない。つうか人間いないんじゃ?
ペルセウスなんて見た日にゃ2億年ですよ。

こんな宇宙から見れば、ナノにもピコにも及ばないちっさな銀河系の中の1億分の1の大きさの太陽系の中の地球の中の ちっさい日本の中のちっさい東京の中の4畳半の片隅で悩んでる私って、やっぱりかわいいもんなんですよ。

つらいときや落ち込んだときは、こうしてます。
でも、それでもどうにもならないときもあります。やっぱり小さいってことだな。



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