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ご自身でTCA(トリクロロ酢酸)ピーリングをされるにあたって

かなりリスキーなことを個人でやるにゃ、それなりの覚悟ってもんが必要だし、
私かて自分でやったってだけの素人ですから、
「失敗したぞ、どうしてくれる。」
とか恐いお兄さん同伴で見えても責任負えません。
ですが、それで終わってはひどい人っぽく見られ損をしそうなので、注意事項を挙げたいと思います。

これはほぼ全員の方にあてはまるんでなかろうか、
と思われる注意事項を列挙してまいります。
多少「いいもの、悪いもの」と重複している部分もあるかと思いますが、
そんな局面に出くわしたら、さわやかに初めて見たふりをしてください。


1.まずはお医者さんで様子見
ピーリングはピーリングでも、ゴマージュとか可愛らしいもんとは話が違って、
相手は、真皮まで行くわ、ヒリヒリするわ、ダウンタイムはあるわのどうにも手ごわい奴です。
まずはプロの施術を受けて肌で感覚を憶えて、やり方を見ておいてからのほうが
よろしいかと思います。


2.スタート時は目立たないように
まずは、5〜10%くらいの低濃度で始めたほうがいいと思います。
そして、お初の時や濃度を変えたときは、目立たない場所で数箇所にとどめて
実験してからのほうが、より安全かと思います。


3.塗るときはシラフでクールに
アル中状態で手が震えてクレーター以外のところをかすったら、そこにミミズが這うこととなりましょう。
恐いです、実に恐いです。
というわけでヘタをこいてしまった暁には、高濃度であればあるほど
たとえそれが間違ってかすったくらいでも確実に影響が出ますから、
絵画用の極細筆とか楊枝で慎重にされるべし、と言いたい気持ちで胸がいっぱいです。
どちらもダイソーにあると思います。キャン★ドゥにもあると思います。
そして、終わったらこれでもかというほど冷してください。


4.こまめにやらない
TCAも男女も親子も、適度な距離感が肝要。
従いまして、次の施術まではターンオーバーもかんがみて最低でも1ヶ月はあける。
そうでないと、繊維芽細胞が「おや?」と好転しはじめているのを
むざむざぶっ潰してしまうので、効果半減ともなりかねません。実にもったいない。


5.紫外線カットは四六時中
SPF40くらいの日焼け止めは毎日(家から出ない日でも)します。
目からも紫外線は入るので、それもできるだけカットしたいところ。


6.TCAフィーバーした肌を回復させる
TCAをやった肌は、刺激を受けてある程度活性酸素も出ているだろうし、
真皮でコラーゲンも作らにゃならないので、こまめにビタミンC(特に吸収のいい 「エスターC」とか)を摂る。


7.肌を乾かさずカサブタは作らない
じゅくじゅくした滲出液にこそ、真皮からきれいに治す因子が含まれていて、
かさぶたは、真皮や表皮、滲出液や血が混じって固まってしまったものだそう。
成長因子を含む滲出液をかさぶたという屍にすることのなきよう、とにかく真皮を空気に晒さない。
そして成長因子や正常な細胞を攻撃しないために消毒はせず、よく洗い、ラップやキズパワーパッドなどで覆うアフターケアを。
こちらのページで実践した模様を紹介しています。


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